ダイエットの知識(2)

ダイエット遺伝子検査で太る原因を知る・検査結果は参考程度に

ダイエットのための遺伝子検査があります。その人が持つ肥満遺伝子を調べて、太る原因や適切なダイエット法を教えてくれる検査です。ダイエットの近道になると話題ですが、どれくらいの信憑性があるのかと疑問に思う人もいますよね。

ダイエットの前に遺伝子検査を受けた方がよいのか、説明します。

遺伝子検査でダイエットの基礎を知る

まず、太ってしまう原因の3割ほどは、遺伝子の問題だと言われています。あとの7割は生活習慣などの環境要因です。この割合を聞くと、環境要因さえ変えれば痩せられるのでは?と思うかもしれません。

しかし、遺伝子は、自身が痩せやすい環境を知るためのベースです。他の人が成功したダイエット法でも、必ず自分も痩せるとは限りません。自分が健康に痩せるために役立つのが、遺伝子検査だと言えます。

ダイエット遺伝子検査の選び方

ただ、遺伝子検査をしたからと言って、必ずダイエットに成功できるとも限りません。遺伝子検査にはさまざまな種類があり、精度が異なります。通販で購入できる検査キットがたくさんありますが、安さだけで選ばないように注意しましょう。

例えば、「遺伝子型で4つのダイエットタイプに分類」と言われても、あまり信憑性がありませんよね。血液型や星座占いと同じで、人間はそんなに単純なタイプに分けられません。検査結果のタイプが数多く分かれており、詳細な説明がある検査を選びましょう。

また、肥満遺伝子は60種類ほどあると言われています。しかし、ダイエットの遺伝子検査で調べてくれるのは、せいぜい3つから5つほどの遺伝子のみです。これも、できるだけ多くの遺伝子を調べてくれる検査なら、精度が高く信頼できるでしょう。

また、ダイエットの遺伝子検査は、医師が検査や診断をしてくれるものではありません。隠れた病気を見つけてくれるような検査ではないので注意してください。

病院へ行って受ける検査とは異なるので、検査機関についてもしっかりとチェックしましょう。遺伝子検査をおこなう機関の名前や所在地は必ず確認してください。最悪の場合、お金を出して検査をしても、結果が返ってこないケースがあります。個人情報が流出する不安なども考えると、運営者情報などをしっかりと明示している団体に任せると安心です。

ダイエット遺伝子検査の結果は参考程度

これらのことから、ダイエットの遺伝子検査は、参考程度に考えることを前提としましょう。遺伝子検査をしたからと言って、必ず痩せる方法がわかるわけではありません。また、日ごろから熱心にダイエットの勉強をしている人なら、すでに知っている内容も多いでしょう。自身の体質を研究し、本などで勉強している人なら、遺伝子検査をわざわざ受ける必要はないかもしれません。

遺伝子検査は、ダイエットの知識がまったくない人、色々なダイエット法を試しても痩せられなかった人におすすめです。自身に合ったダイエットを始めるきっかけとして役立つでしょう。